溝端淳平の”白鳥構文”がこんなに沁みるとは…小泉進次郎とは別のもう1人のモデルとは? ドラマ『民王R』第6話考察レビュー
あの癒しキャラがまさかの黒幕!?
さて、しみじみといい話だった第6話だが、1つ、非常に気になる動きが。『民王R』の愛されキャラ、田中丸(大橋和也)がひとり、「民政党最後の日は近い」動画を観ているシーンだ。そして、その動画をアップしているyoutuber、「日本の真実ch」からメッセージが…。 これまで、官房長官の“カリヤン”こと狩屋(金田明夫)とナイスタッグを組み、持ち前のコミュニケーション能力で、入れ替わりを支えてきた田中丸。現代っ子特有のノリの良さと機転の早さも魅力で、彼の笑顔失くして、『民王R』の和やかさはなかったといってもいいだろう。 その彼がまさかの黒幕…? 黒幕とはいかないまでも「無意識のうちに情報漏洩」というケースはおおいに予測される。演じる大橋和也は、常に目が笑っているイメージがあるので、真顔になるとなかなかの迫力。事件を予感させる。 次回予告では、田中丸が口にガムテープを貼られて監禁されていたシーンがあったが、はてさて、どうなるのか。刑事モードの貝原(高橋一生)も一瞬映ったし、彼の協力もあって、入れ替わり案件は解決に向かうのか? まだまだ泰山チームから、目が離せないのでR(アール)! 【著者プロフィール:田中稲】 ライター。アイドル、昭和歌謡、JPOP、ドラマ、世代研究を中心に執筆。著書に『そろそろ日本の全世代についてまとめておこうか。』(青月社)『昭和歌謡出る単 1008語』(誠文堂新光社)がある。CREA WEBにて「田中稲の勝手に再ブーム」を連載中。「文春オンライン」「8760bypostseven」「東洋経済オンライン」ほかネットメディアへの寄稿多数。
田中稲