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退職金7000万円「黒川前検事長」麻雀で未練たらたらリーチ

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SmartFLASH

 産経新聞記者の自宅で賭け麻雀をおこない、東京高検検事長を辞職した黒川弘務氏(63)。新型コロナウイルス禍での緊急事態宣言中に、3密で連チャンとなれば、まさに “数え役満でアウト” だった。 【写真あり】都内の “豪邸” で、本誌直撃に答える中田元局長 「しきりに話していたのは、『麻雀は、地頭が必要なんだ』ということ。黒川さんは、かなり腕に覚えがあるようでした」  こう語るのは、黒川氏と卓を囲んだことがある、元検察担当のA記者だ。彼が続ける。 「満貫以上の手じゃないと、黒川さんが鳴くのを、ほとんど見たことがありません。『鳴いたら手牌が相手に読まれる』と、黙々と自分の手を作り、リーチをかけるのが得意でした」  面前にこだわるだけあって、黒川氏の好きな手は「メンタンピン三色」。これであがると、「どうだ。きれいでしょ?」と記者たちに見せびらかして、ご機嫌だったという。  麻雀の腕前について、元司法担当のB記者も、こう明かす。 「相当手強い、という評判です。後輩にひとまず打たせて、自分はあとから参加。後輩の負けぶんをあっさり取り返し大勝ちした、なんてこともあったそうですよ。でも、記者側からすれば、取材相手に本気で勝ちにもいけなかったんでしょうが……」  麻雀は「性格が表われるゲーム」といわれるが、対局中に黒川氏が見せた本性はーー。 「子が親に鳴かすと、『親に鳴かしたらいかんよ、女は泣かしても』と親父ギャグを言ったり、『南』をカンすると『難関な道のりだぞ』なんてのも。  ただ、かなり負けず嫌いなのか、言い訳がましくて……。いい手を聴牌してリーチをかけたときに、自分が振り込んでしまうと手牌を見せて、『僕もこの手だったからな~』と未練たらたらで悔しがる。  一方で、見え見えの待ちに振り込んでしまったときは、『こっちも張っていたから』と言いつつ、自分の牌は開かないこともありました」(A記者)  5月21日に、謝罪と辞任を表明するコメントを出しながらも、「一部事実と異なる部分も(ある)」とした黒川氏。 「『そんな高レートじゃなかった』と言いたかったのかもしれません。基本は点ピン(1000点=100円換算)で、黒川氏も『これなら、OKでしょ』という感覚でした」(B記者)  とはいえ、賭博を捜査する側である検察のナンバー2が、みずから「賭博罪」を犯すなど言語道断。黒川氏の辞職願は受理され、約7000万円もの退職金が支払われる見込みだ。  公務員の賭け麻雀で思い出されるのが、2000年1月の新潟少女監禁事件だ。9年間監禁された少女が発見された当日、図書券を景品に麻雀に興じていたのが、警察庁のキャリア官僚だった中田好昭・関東管区警察局長(当時)と新潟県警幹部。今回の黒川氏と同様に、中田元局長らも懲戒処分されず、辞職。だが退職金は、世論の反発で辞退した。  そんな “大先輩” は、今回の報道をどう見るのか。5月21日、自宅前で中田元局長を直撃すると、「私は関係ありませんから」「いやいや、私は最近(麻雀を)全然やっていませんよ……」とつぶやき、足早に自宅へと入っていった。  黒川氏は卓を囲んだ記者たちに、「麻雀は国を亡ぼす、『亡国の遊戯』といわれていた。それぐらい奥が深いんだよ」と語っていたという。  どうやら言い伝えは正しかったようだ。 (週刊FLASH 2020年6月9日号)

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