40名のみ参加した崎陽軒「シウマイ弁当の全てが解るツアー」に潜入! 自分で詰めたシウマイ弁当を実食
横浜名物のシウマイでおなじみの崎陽軒は2024年9月7日にシウマイ弁当誕生70周年を記念した「シウマイ弁当の全てが解るツアー」を横浜工場で実施。抽選で選ばれた20組40名が参加した特別なツアーに、潜入取材させていただきました(画像は筆者撮影、一部提供)。 【画像】崎陽軒のレギュラー弁当の中で最高額の税込1460円。「松花堂弁当 ~松茸ごはん~」の中身は?
◆「シウマイ弁当の全てが解るツアー」について
「シウマイ弁当の全てが解るツアー」は、2024年がシウマイ弁当誕生70周年であることを記念し、横浜工場で実施されたスペシャルなツアー。 6~7月にかけて直営店舗で行われた「シウマイ弁当の全てが解るツアー プレゼントキャンペーン」に応募した約10万通の中から、抽選で選ばれた20組40名のみ参加することができました。
◆「シウマイ」のおいしさの秘密をひも解く
1954年の発売からたくさんの人に親しまれている「シウマイ弁当」。「シウマイ弁当の全てが解るツアー」は、その製造工程やおいしさの秘密、歴史などをひも解く内容となっています。 まずは3つの組に分かれ、横浜工場の見学からスタート。崎陽軒の歴史やシウマイ、シウマイ弁当誕生などについてのVTRを観た後は、シウマイのおいしさの秘密である原材料のお話へ。 「1928年のシウマイ発売以来、原材料は豚肉、干帆立貝柱、タマネギ、グリーンピース、調味料(塩、砂糖、でんぷん、コショウ)、小麦粉(皮)のみで、化学調味料や保存料などは一切使われておりません。シンプルで安心安全な材料を使用し、変わらぬレシピで製造しています」と説明されました。
◆「グリーンピース」の個数が違うわけとは
説明を聞いた後は、窓越しにシウマイ製造を見学します。グリーンピースはあんに混ぜ込むため、「2つ入ったり、1つだったり、入らなかったりします」とのこと。シウマイ弁当用のシウマイも含め、1日に約80万個のシウマイが作られているそうです。 「昔ながらのシウマイ」(一部商品は添付なし)と「特製シウマイ」に入っている、しょう油入れの「ひょうちゃん」の歴史についての展示を見学。現在は3代目で、全48種類。このほか、企業コラボレーションや期間限定の特別なひょうちゃんの展示も見られました。