世界一長い「守口だいこん」 漬け込み作業始まる 2年ほど寝かせ「守口漬」に 岐阜市
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長さ1メートルを超え世界一長いとされる大根、「守口だいこん」の漬け込み作業が始まっています。 「守口だいこん」は、岐阜市近郊で栽培される飛騨・美濃伝統野菜で、かす漬けにした「守口漬」は豊かな香りと独特の甘みが特徴です。 JAぎふ則武支店では、生産者らが12キロずつに束ねられた守口だいこんを深さ約2メートルの木の樽に敷き詰め、塩をまぶしていました。 今年は夏の暑さの影響で生育が遅れましたが、品質は例年通り、良好だということです。 ※JAぎふだいこん部会守口生産組合 山田智明委員長 「出来は普通に良いものができた。病気を心配していたが、きれいなだいこんで、まず良いものが出ると思います。守口だいこんは大変珍しいだいこんで、この地方でしか作っていません。漬物が多いですけど、みなさん一回食べてみてください」 この後、酒粕で何度も漬けかえながら2年ほど寝かせると、べっ甲色の「守口漬」に仕上がります。