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【じっくり見たい】ホンダe 内装/後席/トランクも撮影 呪縛を解かれたEV開発、航続距離283kmの新発想

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AUTOCAR JAPAN

急速充電 30分で202km

ホンダeは、前述のように都市型コミューターとして開発されている。このため、航続可能距離は、WLTCモード:283km(JC08:308km)という範囲になった。 長い航続距離ではないが、このクルマは「街なかベスト」を目指している。多くのドライバーにとって街乗りに必要なレンジは、現実的にはこのくらいなのかもしれない。 もしも遠出が必要なときは、出先で充電して“継ぎ足し”すればいい。この考え方を支えるのが急速充電のスペックと、待ち時間の過ごし方だ。 ホンダeは、日本の標準的な規格である急速充電「CHAdeMO」と、Type1単相の通常充電に対応する。 このうち、急速充電のCHAdeMOは、充電警告の点灯からバッテリー残容量比率(SOC)80%まで、30分でチャージすることができる。これで、約202kmを走行できるという。なお、警告はSOC約15%で点灯する仕掛けだ。 Type1単相では、警告の点灯からSOC100%まで、家庭/公共AC充電用コンセント(~3.2kW)で9.6時間以上。家庭/公共AC充電設備(~6.0kW)なら5.2時間以上が目安となる。 出先で急速充電に掛ける30分。ホンダは、ただの待ち時間にしたくはないようだ。 実車の車内に入ってみると、たしかにこれまでのクルマとは時間の使い方が異なることに気づいた。

内装 5枚のスクリーンを水平配置

車内に入ってみよう。5枚のディスプレイが車幅いっぱいに連なるインパネは、充電が不可欠なEVにとって理にかなった装備であった。 このクルマなら、充電作業が“手持ち無沙汰な”待ち時間ではなく、自分の時間になる。 5枚のディスプレイのうち、左右の端はサイドミラーとして機能する「カメラミラーシステム」のモニター。カメラミラーは全車に標準装備されるという。 左から2番目、3番目の画面は、12.3インチのディスプレイ2枚を統合したインフォテインメント・スクリーン。 そしてステアリング越しに見えるのがメーター用の画面だ。 このうち、ディスプレイ2枚を統合したスクリーンは、パソコンをデュアル・モニターで使っている感覚に近い。ドライバー側にナビを表示し、助手席側は乗員が好きなアプリを使うというイメージ。 例えば、充電中にクルマの中でこんな過ごし方ができる。 片側にバッテリーの状況を表示しながら、もう片方の画面では、車内Wi-Fiを利用して映画や動画コンテンツを再生。 メールをチェックしたくなったら、映画の画面を横にずらしてスマホ連携(Apple CarPlay、Android Auto)を起動する。 パソコンのデスクトップのように好きな壁紙に差し替えることも可能だ。 極めつけは、自然会話型のホンダ・パーソナルアシスタントという音声認識システム。「OK Honda(オーケイ、ホンダ!)」と口に出せばキャラクターが登場し、レストランの相談や天気の話をすることができる。

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