【まるがめボート 清酒金陵杯】複数艇事故などで12Rは3連単、3連複不成立 97%超が返還
14日のボートレースまるがめ「清酒金陵杯」4日目12Rは複数艇事故などにより2艇のみゴールというアクシデントが発生した。 松井賢治(45=兵庫)の公傷による欠場で5艇立てとなった一戦は、前半8Rまで無傷の6連勝だった中田元泰(38=香川)が1周2マークで失速し、ブイに当たり転覆。続く2周1マークでは2番手追走の松崎祐太郎(37=福岡)がバランスを崩し転覆し、土屋千明(42=群馬)はこれを避け切れず乗り上げて転覆。この結果、3連単と3連複が不成立となり、発売額8439万300円の約97.4%に当たる8215万6700円が返還となった。 レースは2コースから差した田中豪(52=東京)が1着で、2着は柳橋宏紀(43=滋賀)。2連単<2><4>は1万1120円(17番人気)の高配決着となった。 なお4日目は10Rで予選が終了し、一般戦の12Rは得点率争いに影響がない。そのため予選通過を決めていた中田、土屋、松崎の3人は15日の5日目準優勝戦11Rに登場する(1号艇・中田、2号艇・土屋、3号艇・松崎)。 ちなみに、この日は2Rでも複数艇事故があった。2コースから差して先行した真鳥章太(28=長崎)が1周2マークで木下陽介(45=東京)につつかれ転覆。真鳥に乗り上げた松井がエンストとなり、木下は妨害失格(3人とも帰郷、真鳥は4日目10Rを欠場)と判定された。決まり手「恵まれ」で岩橋裕馬(36=兵庫)が1着で本田愛(22=静岡)が2着、3着は村上功祐(45=大阪)で3連単<3><6><5>は16万5370円(104番人気)の大波乱だった。