ジェネレーションギャップ?管理職から見た若手社員たちの「理解できない行動」4選
4月になれば新入社員が入社してきますね。管理職の方は新入社員や若手社員とのジェネレーションギャップに悩む方もいるのではないでしょうか。 ジェネレーションギャップというのは、いつでも普遍的に存在するもの。ただ、さまざまな世代が存在する職場ではジェネレーションギャップがコミュニケーションの邪魔をすることもあります。 管理職の世代と今の若手社員世代では、20歳以上の年齢差があることも珍しくありません。そこで今回は、管理職の方々から見た若手社員の「理解できない行動」についてご紹介します。
上司を学校の先輩かのように扱ってくる
IT企業で管理職として働く50代のAさんは、最近の若手社員の姿勢や上司への態度に違和感があると言います。 「最近の若手社員は、私たちのような部長や課長などの上司に対してかなりフランクな態度で接してくる。『~っすか?』『~っすよね~』という軽い言葉は5~10年くらい前からだけど、ここ2~3年はもっと軽い感じで接してくる。 仕事中にもかかわらず同僚と話すような雑談をしてきたり、『Wチェックお願いします!』とか言って部長の自分に資料のWチェックを依頼してきたり…。Wチェックは先輩とか同僚とやってほしいんだけど…」と話します。 さらに言葉遣いも気になるようで、「普通に『ありがとうございます、助かります』とか『了解です!』とか言ってくる。メールの文面も書き方が稚拙で基本的な礼節をわきまえていない。取引先からのメールを2日も遅れて返信したり、月次の報告を決まった日に出せなかったり、ちょっと周囲や取引先に対して態度が軽すぎると思う」と話していました。
メモを取らずに何度も人に尋ねる
とある電子機器メーカーで管理職の仕事をしている40代の管理職Bさんは、メモを取らない若手社員の行動に疑問を抱いていると言います。 「今の若手社員って、みんな教えてもらうときにもメモを取らない。そもそもメモを持っているところを見ない。おそらくスマホでなんでも代替できるので、ペンとメモを持ってくる習慣がそもそもないんだと思うけど、人から教えてもらったことを何度も何度も尋ねてくるというケースが多くてタジタジ…。一体どういう気持ちで何度も同じことを人に尋ねるのかわからない」と嘆きます。 新人や若手社員はわからないことだらけで当然ですし、上司や先輩が仕事を教えるのも当然のことです。ただ、せっかく上司や先輩の時間を割いて教えてもらうので、何度も同じことを聞かないようにメモを取るというのがマナーでしょう。 「最近の若者は…と言いたくはないけれど、自分のときよりも仕事に対して必死さがないなと感じてしまう」と話してくれました。