アマゾン、eコマースの「成長神話」はまだ終わっていない
成熟期とみられたアマゾンのeコマース事業だが、効率化による収益改善余地はまだまだあったようだ(写真はロサンゼルスを走るアマゾンプライムのトラック:Jakub Porzycki/NurPhoto via Getty Images)
アメリカ・サンフランシスコ在住のアナリストが、シリコンバレーを含む西海岸のハイテク企業の最前線を現地レポートする。(最新の ドル円相場はこちら です)2024年7~9月期のハイパースケーラーの純利益は、アルファベット(GOOGL)、マイクロソフト(MSFT)、メタ(META)、アマゾン・ドットコム(AMZN)ともに過去最高になった。 各社とも、昨年から今年の初めにかけてリストラでスリムな体質となっていたところに、クラウド・生成AI(人工知能)関連の売り上げが伸びて利益率を押し上げた格好だが、今回はアマゾンの収益性を高めたeコマース事業について述べてみたい。
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田中 聡