Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

立川志らく「私と鶴瓶師匠、どちらが名人になるのか」~“異例”の落語家2人の今後が楽しみだと明かす

配信

ニッポン放送

落語家・立川志らくが5月28日、ニッポン放送の番組「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか! 激論Rock & Go!」に出演、テレビ番組の司会を担当することへの思いを語った。

辛坊)帯の番組(TBSテレビ系「グッと!ラック」)をやるようになってテレビはどうですか? 志らく)私はテレビをやっているのは面白いからやっているのですよ。面白くなかったらやめようと思っていて、談志の遺言でも「自分の人生だから」不快だったらやめようかと思っていたのだけれど、毎日毎日何かしら喋ることがある。しょっちゅう炎上はするのだけれど、炎上するということはそれなりに自分の言葉に刺激があって伝わっているのだなと。よく「志らくは談志の後継者だから落語だけやっていればいいのに」「談志が草葉の陰で泣いているよ」と言う人がいるのだけれど、談志が生きていたら大喜びですよ。おもしろいおもちゃを見つけたと。 辛坊)私もそう思います。私は談志さんをそんなによく存じ上げているわけではないけれど、私の知っている談志さんでもこういうことは面白がるタイプだと思います。 志らく)私がまともなことを言うと「よく恥もなくまともなことを言うな、こいつは。みっともないやつだ」と笑って言うと思います。感動したとか美しいなんて大嫌いだったから。 辛坊)口が曲がってもそういうことは言わないという。 志らく)絶対に言えないです。 辛坊)その辺の感覚はよくわかります。 志らく)「そこら辺のバランスがいいから、志らくはテレビで重宝がられているのだろう」と言うと思います。 辛坊)ぶっちゃけ聞くと、朝の帯(番組)をやると収入面では劇的に変化するわけでしょう。その劇的に変化したお金を何に使うのですか? 飯田浩司アナウンサー)いやらしいことを聞いて(笑) 志らく)私はマイホームパパなので。 辛坊)え、マイホームパパなのですか。 志らく)私は芸人にはあるまじき、打ち上げもしなければ家族が大事でうちへ帰っていってしまうような、美学に反している人間だから。お金も使わないです。せいぜい競馬が好きだから、100円単位で買うくらいです。100円で3連単の40点を買ったとかいう感覚だから。 辛坊)リャンピンで麻雀をしたりはしないのですか(笑)? 志らく)一切しないです(笑)。麻雀のルールも知らない。ゴルフだってやらないし。全然お金も使わずに、家族のためにですね。 辛坊)わかるのだけれど、そうするとお金が際限なく積もっていくでしょう。どうするのですか? 志らく)子どもが2人いるので子どもに少し残してあげられればいいかな、とか。 辛坊)いやいや、子どもにお金を残したってしょうがないですよ。 志らく)そうだけど、使いようがないのだもの。 辛坊)飯田くん、助けてあげよう。 志らく)助けてくれなくていいです(笑)。辛坊さんたちにあげるなら子どもにあげますよ。 飯田)それはそうですよね。 辛坊)子どもの教育を考えたら、子どもに金なんて残していてもだめですよ。子どもに金を与えるくらいなら私にくれた方が絶対子どもの教育になると思いますよ。 飯田)どうして乱入して来た人に、わざわざ盗人に追い銭みたいなことをやらなければいけないのですか(笑) 辛坊)飯田くん、半分あげようと思ったのに。 飯田)マジですか。ゲストで呼んでおいて、身ぐるみ剝がして帰すって酷い番組ではないですか(笑) 辛坊)志らくさん、これから人生はどこへ行きますか? 飯田)人生の羅針盤ですか。 辛坊)僕はこの間、志らくさんのことを全然存じ上げないまま(「グッと!ラック」の)スタジオへ入って、そのときに歳を聞いてびっくりしたのですが、けっこういい歳なのですよね。 志らく)56です。 辛坊)もっとずっと若いと思っていました。朝の帯をやってずっと芸能界の第一線で30年出続けてきた人ならわかりますが、そういうバックグラウンドのあまりない人が、朝の帯番組をその歳で始めるのはあまり聞いたことがなかったので、びっくりしました。そうするとこれからどうするのかなと。 志らく)私が楽しみなのは、落語家の売れている人は若いときにテレビで売れて、途中でテレビをやめて高座一本になって名人になっていくのですよ。だから若い時に落語だけやってテレビに出て行ったのは私だけなのです。逆バージョンで(笑福亭)鶴瓶師匠はずっとテレビタレントでいて、60近くになってから落語をやり始めました。この2つの異例のパターンが、70を過ぎたときにどちらが名人になるのか。「志らくはテレビをやったから名人になれずに終わっちゃった」なのか、「新しい形の名人がテレビをやったお陰でこういう名人になった」のか。自分では70代を楽しみにしていますね。 落語好きな辛坊と、このほかにも基礎から深い話題まで様々な“落語トーク”を展開した志らく。「グッと!ラック」での話題の“舌戦”から2か月を経て、距離を縮めた2人であった。

【関連記事】