「記念球が裁判沙汰に」大谷翔平、記録ずくめの2024シーズンの《超人レコード17選》
(11)水原一平ショック 「通訳だけではなく、練習のサポートをするなど、大谷の相棒だった水原一平被告。違法なスポーツ賭博に手を出して借金をつくると、大谷選手の口座から不正に送金をしていたことが発覚しました。大谷選手の被害額は約25億円。水原被告は罪を認めており、12月に判決が言い渡される予定です」(スポーツ紙記者、以下同) ショッキングなニュースだが、これがプラスに働いた部分もあった。 「ドジャース移籍直後の大谷選手は、グラウンド外ではチームメートと距離があったよう。グループチャットでも水原氏が大谷選手の代わりにメッセージを送ることがあっても、大谷選手が直接、何か発言することはありませんでした。そんなときに水原氏の事件が発覚し、大谷選手を支えようとチームが団結したそう。水原氏という“壁”がいなくなったことでコミュニケーションも直接取るようになり、本当の意味でチームメートになったのでしょう」 (12)アメリカ7年目の英語力 常に一緒にいた水原被告の解雇により、チームメートと直接コミュニケーションを取ることも増えた大谷。英語力はどれほどなのか。 「ドジャース専属の地元放送局『スポーツネットLA』のリポーター、ワトソンさんによれば、英語の質問はほとんど理解しているよう。3月に行われた球団のパーティーでは、真美子さんの通訳を大谷選手がしていたそうです」(現地メディア関係者) (13)睡眠時間は10時間 1日で10時間の睡眠を取るという大谷。『WHOOP』という機器を使って睡眠の質や疲労の回復具合を計測している。ビジネスマンやアスリートの睡眠改善指導を行っている、スリープコーチの角谷リョウさんに睡眠の大切さについて聞いた。 「睡眠には運動で使う神経をつなぎ、練習した技術を身体に定着させる作用があります。大谷選手はたくさん寝ることにより、練習したことを習得しているのです。また、身体をリカバリーするためにも睡眠は大切で、疲労度やどれだけ身体に負荷がかかったかで、睡眠時間を調整する必要があります。あれだけ大きな身体で毎日のように試合があるので、リカバリーにも時間がかかります」 ただ、一般の人も大谷選手のようにたくさん寝ればいいということでもないようだ。 「一般の人が長く寝すぎるのは逆にリスクになります。厚生労働省が発表した睡眠指針では、高齢者は死亡リスクが高くなるので8時間以上寝ないでくださいと言っています。日中に負荷のかかることをしていない人は、そこまで寝る必要はありません。その人や状況に合わせて睡眠を取ることが大切です」(角谷さん) (14)デコピンのランドセル 6月27日に大谷がインスタに投稿したデコピンとの“出勤”姿。そのときにデコピンが『土屋鞄』のペット用ランドセルを背負っていた。同社の担当者に確認すると、 「'23年に販売して、大谷選手が投稿したときには売り切れておりました。ただ、投稿後にオンラインストアへのアクセス数が増えたことを受け7月1日より予約にて再販売を実施し、約15分で完売しました。追加の再販売は、現在検討中となります」