ロシア軍の攻撃で12人死亡 ウクライナ南部ザポロジエなど 東部で露の攻勢続く
ロシアによるウクライナ侵略で、ウクライナ南部ザポロジエ州の州都ザポロジエが6日、露軍の空爆を受けた。ウクライナ非常事態当局や同州のフェドロフ知事によると、この攻撃で少なくとも10人が死亡、子供を含む24人が負傷した。 【画像】ウクライナ新兵器「ドラゴンドローン」…2200度の溶解鉄降らせる 同日には東部ドニエプロペトロフスク州クリボイログも露軍のミサイル攻撃を受け、同州のルイサク知事によると、少なくとも2人が死亡、13人が負傷した。 ウクライナのゼレンスキー大統領は「プーチン(露大統領)は平和を必要としていない」と両都市への攻撃を非難。「暴力には力によってのみ抵抗できる」と強調した。 一方、前線の戦況を巡り、露国防省は6日、最激戦地のウクライナ東部ドネツク州ポクロフスク方面の集落プスティンカと同州クラホボ方面の集落スヒエヤリを制圧したと主張した。 ウクライナの有力軍事メディア「ディープステート」は6日、両方面でこの2集落とは別の4集落が露軍に制圧されたもようだと報告。ドネツク州で露軍の前進が続いていると伝えた。