京山はエースの玉川彩人が3区 坂は8分台トリオを前半に配置 鶴ヶ島藤は植松遼がアンカー/全中駅伝・男子
第32回全国中学駅伝は12月15日、滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。14日には開会式が行われ、併せて区間エントリーも発表された。 男子区間エントリーをチェック! 史上初の2年連続男女優勝を目指す京山(岡山)は全中3000m12位のエース・玉川彩人(3年)を3区に配し、前回5区区間3位と力走した竹井翔真(3年)が1区に入った。前回大会でもエースが3区に入って11位から2位に順位を上げており、その再現を目指す。 出場チームの中でただ1チーム3000m8分台ランナー3人を擁する坂(広島)は、その中冨将弥(3年)、沖野佑太(3年)、水戸拓真(2年)を1区から3区に並べる超攻撃的布陣を敷いた。前半から優位にレースを進められれば、優勝も大きく近づきそうだ。 関東大会を制した鶴ヶ島藤(埼玉)は全中3000m5位の植松遼(3年)が6区にエントリー。3000mの8分57秒29の古西祐翔(3年)が3区と後半重視のオーダーとなった。1区には関東大会に続き1年生の齋藤駿を抜擢し、初出場、初優勝を目論む。 優勝候補の一角の松橋(熊本)は主力の藤本庵史(3年)が2区、富永永輝愛(3年)が6区とバランス型のオーダー。東北大会王者の猪苗代(福島)は3000m8分台の星柊斗(3年)、渡部湧斗(3年)がそれぞれ1区、6区に入った。 このほか、3000mで出場者中最速タイムを持つ細江(静岡)の柘植源太(3年)は4区、全中3000m8位入賞のISジュニア(長野)・筒井陽(3年)は2区と、区間賞争いも注目が集まりそうだ。 レースは15日の午後12時15分にスタート。試合の模様はBS日テレで生中継される。
月陸編集部