【MLB】佐々木朗希 代理人ウルフ氏が争奪戦について語る「金銭は要素にならない」
ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指すロッテの佐々木朗希投手(23)の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏は10日(日本時間11日)にテキサス州ダラスで行われるウインターミーティングの会場で佐々木の争奪戦について「金銭は要素にならない」と語った。佐々木のポスティング申請は9日(同10日)にMLBに受理され、交渉は10日に解禁された。 USAトゥデー紙のボブ・ナイチンゲール記者が自身のX(旧ツイッター)に「ジョエル・ウルフ氏は佐々木朗希の争奪戦はアマチュアドラフトの逆のようなもので、チームが国際プールから使える資金が限られていることを考慮すると金銭は要素にならないと語った」と投稿した。 25歳未満、もしくはプロ経験6年未満でMLBドラフト対象選手(米国、カナダ、プエルトリコなど)以外の海外選手と契約する際の資金は「国際ボーナスプール」で各球団の上限が決められており、来年1月15日にリセットされる。トップはマリナーズなどの755万5500ドル(約11億4800万円)で、有力候補のパドレスは15位タイの626万1600ドル(約9億5100万円)、ドジャースは最下位の510万ドル(約7億7500万円)となっている。そのため、米メディアは金銭面で「全30球団にチャンスがある」と報じていたが、関係ないということだ。 ウルフ氏は来週から各球団との面談を始める予定だという。佐々木の交渉期限は米東部時間来年1月23日午後5時(同24日午前7時)まで。これから移籍市場を「ROKI SASAKI」が席けんする。
東スポWEB