中園ミホ「占い師の本音。私たちは毎日〈誰か〉に悩んでいる。他人は変えられないが、付き合い方の方針が決まれば、心がスッキリする」
◆楽しみながら診断して憂さを晴そう キャラクターデザインは、漫画家の東村アキコさんに担当してもらいました。東村さんから「日本人にお馴染みの神様たちをモチーフに作ったらどうでしょう」と提案を受け、素晴らしいアイデアだと思いました。その神様が守り神として応援してくれるようで心強いなと。 たとえば「毘沙門天タイプ」なら、常識にとらわれない自由な心の持ち主、「日天タイプ」なら社交的なちゃっかり者というふうに、自分の本質的な性格や人付き合いの傾向がわかります。手前味噌ですが、驚くほど当たっているはずです(笑)。客観的に自分を見つめ直せば、成長につながるでしょう。 また、自分だけでなく、グループ内の人がどんなタイプかもわかります。高圧的な人が実は人情家だったり、お人よしと思っていた人が、実は計算高かったりして「そうだったのか!」と思ったり。いろいろ試して遊んでいるうちに気持ちがラクになり、対人関係でモヤモヤしていたこともスッキリして、「明日も頑張ろう!」と思ってもらえたら嬉しいです。
◆自分は誰からどんな影響を受けているのかを探る まずは、自分を中心にして占ってみてください。AさんとBさんを加えて3人で占えば、自分にとってAさんはこういう存在だ、Bさんはこういう役割を持った人だと把握することができます。 次に、Aさん(もしくはBさん)を中心にしてみましょう。そうすると、Aさん(もしくはBさん)にとって自分がどんな存在かがわかります。双方向での相性を見ることで、人間関係の真の姿がわかり、ではどうするか? という作戦を練るために大いに役立つのです。 活用法はまだあります。私が最近ハマっているのは、巷で話題になっている出来事の人間関係を探るというもの。たとえば大谷翔平さんと一平さんと私とか。なぜ自分がグループにいるのかよくわかりませんが(笑)。診断してみた結果、私にとって大谷さんは努力することの大切さを教えてくれる存在だとわかり、確かに~と思いました。 生年月日さえわかれば、幼い頃から憧れていた人や「推し」の有名人、戦国武将や歴史上の人物など、どんな人とも占えるのも「マンダリアン!」の面白いところです。恋愛チェッカーという機能もあるので、それぞれのメンバーとの恋愛の相性もわかります。いろんなグループで試してみてください。くれぐれも、苦手な上司に恋愛チェッカーを入れたりしないように。(笑) (構成=丸山あかね)
中園ミホ