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アンジェリーナ・ジョリー、自主隔離中の虐待から子どもを守る重要性についてのエッセイを寄稿

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ハーパーズ バザー・オンライン

アンジェリーナ・ジョリーが、新型コロナウイルスのパンデミックで自主隔離生活をしている間、子どもたちを家庭内暴力から守ることの重要性を強調した。 【写真】 アンジェリーナ・ジョリーのレッドカーペットヒストリー 人道主義者でもあるジョリーは、『Time』誌に熱のこもったエッセイを書き、家庭内で暴力を目の当たりにしたり、暴力を受けたりしている子どもたちに注意を払うよう促した。 「パンデミックにより、私たちは人間性というものをいろいろな意味で考え直させられていますが、子どもたちを全体として守るということほど重要で差し迫った問題はありません。子どもたちのウイルス感染率は他の年代層ほど高くないかもしれませんが、パンデミックが社会に与える非常に多くの二次的影響の被害を受けやすいのが子どもたちです」 コロナウイルス感染拡大防止のための制限を受け、多くの人々が職を失い、経済的苦境に立たされている。 「自宅にいるストレスによって家庭内暴力のリスクが高まっています。アメリカでは、毎年推定で15人に1人の子どもが近親者間暴力にさらされ、そのうち90%は暴力を目の当たりにしています」と、続ける。 「世界では、毎日平均137人の女性がパートナーあるいは家族に殺されています。こうしたことが起こっている部屋の隣に、あるいはその部屋に、いったいどれほどの子どもたちがいるかわかりません」

彼女は、家庭内暴力の犠牲になる子どもたちは、隔離生活によって学校という環境や友だちや教師といった支援のネットワークが奪われてしまっていると指摘。 「学校がライフラインや保護の盾となり、あるいは少なくとも一時的に性的搾取や強制的結婚、子どもの労働をはじめとする暴力や搾取、他の困難な状況から救われる場所になっている生徒たちが多くいます」 ジョリーは、家庭内暴力が存在していると一般人が認識し、深刻に捉えるだけでも犠牲者を助けることができると言う。「私たちは子どもの保護を社会全体として真剣に考えてこなかったため、こうした時の対策が不十分です。子どもたちにトラウマの影響が長期にわたって深刻に残ることはほとんど理解されておらず、極小化されていることもよくあります」と、強調している。 またジョリーは、カリフォルニア州公衆衛生局長官のナディーン・バークが「率先して、医療従事者が子どもたちを日常的にスクリーニングして、(被害を防ぐため)初期段階から介入できるようにしている」と、付け加えている。 また、パンデミック中の子どもたちの保護に役立つ援助を提供している「Global Partnership to End Violence Against Children」のリンクもシェア。 「子育てには村全体が協力しなければいけないとよく言われます。子どもたちに然るべき保護とケアを与えるには、私たちが国全体で努力することが必要なのです」と、まとめている。 彼女は先日、新型コロナウイルス救済基金の援助として、No Kid Hungryに100万ドルを寄付した。

Translation: Mitsuko Kanno From Harper's BAZAAR UK

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