【プロレス】NOAH武道館大会で秋山準と丸藤正道をビンタでKOした選手とは?
2月4日、NOAH2・12日本武道館大会でタッグを組んで清宮海斗&稲村愛輝と対戦する秋山準と丸藤正道が対談をおこなった。秋山と丸藤は武道館大会への思い出を語らう中で意外な事実が明らかとなる。 【写真】秋山準と丸藤正道の記憶を飛ばしたモハメドヨネの強烈なビンタ
秋山にとって武道館は1992年10月の全日本から2013年5月の小橋建太引退記念試合まで通い続けた慣れ親しんだ会場。自身としては7年9カ月ぶりとなるが「ボクが全日本に入った頃は最終戦が当たり前のように武道館でしたからね。あらためてそれってすごいことだったなって思うし、NOAHが11年ぶりに開催するのもすごいことだなって思いましたね」と語り、あたらめて全日本社長のジャイアント馬場さん、NOAH社長の三沢光晴さんの偉大さを痛感していた。 当然、思い出もいっぱいある。全日本時代、1992年12月にはジャンボ鶴田の代役としてデビュー3カ月で田上明とのコンビで出場した「世界最強タッグ決定リーグ戦」最終戦のメインで三沢&川田利明組と対戦。1997年9月には三沢の三冠ヘビー級王座に初挑戦。NOAHになっても2001年7月には三沢を破ってGHCヘビー級王座を奪取。現役選手では武道館大会のメインを務めた回数が最多の22回だ。 しかし、秋山が武道館で印象に残っている試合は意外な一戦だった。 「たぶんみんな全然思ってないだろうけど、ヨネちゃんとやってビンタ食らって脳震盪起こしたことがあるんですよ。それが一番印象に残ってる(笑)。脳震盪起こして記憶がないはずなのに。もちろんほかに思い出はいろいろありますよ。でも、印象に残ってるのはビンタ食らって記憶がなくなった試合(笑)」 2008年7月、秋山はデイビー・リチャーズ&青木篤志と組んで、齋藤彰俊&モハメドヨネ&リッキー・マルビンと対戦。試合中にヨネのビンタを食らって脳震盪を起こし記憶がない中でも闘い抜いた。 そんな意外な発言をする秋山に対して、丸藤も同意。2005年3月のグローバル・ハードコア・クラウン無差別級(通称・白GHC)選手権試合で「ボクもヨネさんのビンタで記憶が飛びました(笑)。食らって立てなくなりましたからね」と同じ体験をしているからだ。 つまり、ヨネのビンタは丸藤&秋山というNOAHの歴史を知る2人のスーパースターをKOしているということだ。秋山はヨネに「今からビンタを得意技にした方がいいよ」とアドバイスを送った。ヨネはNOAH2・12武道館の第1部第3試合で谷口周平と組んで、DRAGONGATEの望月成晃とZERO1の田中将斗と対戦。丸藤&秋山とKOしたビンタは繰り出されるのか。
週刊プロレス編集部