玄米だけじゃない! 健康的で体にいい、お米の品種6選
米は世界中で食べられている主食の1つ。米の汎用性はとても高く、朝ごはんから甘いデザートまでさまざまな料理に取り入れることができる。 白米や玄米は食べ慣れている人が多いけれど、もっと栄養価が高くて風味豊かな米の種類はたくさんある。そこで、知っておきたいヘルシーなお米の品種についてご紹介。
玄米
栄養成分(「ランドバーグ・ブラウン・ロング・グレイン・ライス」の乾燥米1/4カップ分) ・170kcal ・総脂肪 1.5g ・コレステロール 0mg ・ナトリウム 0mg ・総炭水化物 34g ・食物繊維 2g ・たんぱく質 3g 玄米が全粒穀物と分類されるのは、穀物の核となる3つの部分(ふすま、胚芽、胚乳)をすべて含むから。玄米から取り除かれているのは、食べられない外のもみ殻だけ。 でも本当に玄米は白米よりも健康的なの? 実際、白米は外層部や粒の部分が取り除かれているため、ビタミンやミネラルの量が大幅に減ってしまう。そのため、メーカーの多くは白米の栄養強化を行っているそう。 玄米は白米よりも食物繊維を少し多く含み、1番の違いは白米に比べ玄米はGI値がかなり低いということ。寿司からピラフまで、玄米はあらゆるレシピや料理で白米の代わりに使うことができる。 また、細長い針状のバスマティライスという品種にも玄米があり、胚芽とふすまはついたままだそう。
黒米
栄養成分(「ランドバーグ・ブラック・パール・ライス」の乾燥米1/4カップ分) ・160kcal ・総脂質 1g ・コレステロール 0mg ・ナトリウム 10mg ・総炭水化物 33g ・食物繊維 3g ・たんぱく質 5g 「紫米」や「禁断の米」としても知られる黒米。なすやブラックベリーなどのフードに含まれ、抗酸化作用のあるアントシアニンの色素を含むため色が濃いのだそう。古代中国では皇帝や貴族のために作られていたことから、「禁断の米」と呼ばれることが多いという。 抗酸化物質やビタミンEが豊富で、ほんのりナッツのような風味があり、「グッド・ハウスキーピング」の栄養研究所のなかでも人気のある米だ。さらに食物繊維が若干多く、含まれるたんぱく質量は玄米の約2倍。