永瀬正敏、浅野忠信、一青窈ら豪華ゲストが集結 くまもと復興映画祭オープニング
映画祭のテーマは震災からの復興と親密さを増している台湾との交流
熊本県出身の行定勲監督がディレクターを務める「くまもと復興映画祭2024」のオープニングイベントが11月30日夜、熊本県熊本市の熊本城ホール シビックホールで開催され、熊本出身の俳優・高良健吾、映画監督の藤井道人氏、石井岳龍氏、俳優の永瀬正敏、歌手の一青窈、浅野忠信ら豪華ゲストが登壇した。 【写真】永瀬正敏、浅野忠信、一青窈ら豪華ゲストが集結 イベントでのアザーカット 今回の映画祭のテーマは震災からの復興と親密さを増している台湾との交流。先立つレッドカーペットイベントでは、行定監督がゲストを一人ずつ招き入れて、紹介。「最初は小さくやるつもりだったのですが、たくさんの豪華なゲストがお見えになって、本当にすごいヘビー級になりました」と自信を見せた。 今回、出演作はなく「MOVIE and CASTLE」というロゴのチャリティTシャツのデザイン担当で参加の高良は「震災で傷ついた熊本城を見て、下を向いたこともありましたが、ライトアップされ上を見ることができた。そんな話を聞いた時に、熊本城の偉大さを再確認しました。そんな思いをロゴにこめました。僕が俳優を志したきっかけは中学生の時に永瀬正敏さんのドラマ版『私立探偵 濱マイク』を見たことでした。本当に豪華ですてきなゲストがたくさんいるので、楽しんでほしい」とアピールした。 『青春18×2 君へと続く道』の藤井監督は「僕が映画を始めたきっかけだった行定監督から声をかけられ、何も聞かず『行きます』と返事をしました」と言うと、「藤井監督は『正体』で報知映画賞作品賞を取りました。おめでとうございます」と祝福していた。 主演映画『箱男』で参加の永瀬は「久しぶりの熊本です。僕も台湾が大好きなので、そんな映画祭に参加できるのがうれしいです」。行定監督は「石井監督と永瀬さんの2人は僕にとってのヒーロー。ハチャメチャな安部公房の原作『箱男』が独創的な映画になると知って、すぐに公開日をスケジュールに書き込んだほど。これは絶対スクリーンで紹介したいと思いました」と語った。 12月1日は『青春18×2 君へと続く道』(ゲスト・藤井監督)、『ぼくのお日さま』(ゲスト・池松壮亮)『箱男』(ゲスト・石井監督、永瀬、浅野)の3作品が上映される。
ENCOUNT編集部