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菅義偉首相は「ザ・秋田県人」なのか 県民性を研究する専門家に聞くと…

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デイリー新潮

 菅義偉氏は、秋田県出身の初の首相である。東京新聞が行ったアンケートによれば、「菅さんのイメージを漢字1文字で表すと」という問に、「実」や「忍」の回答が多かったという。おそらく、世間の人は、菅首相と秋田県人のイメージを重ね合わせているということではないか。そこで、県民性研究の第一人者に菅首相と秋田県人について聞いた。  ***

 菅氏が首相に就任した9月16日、生まれ育った湯沢市秋ノ宮で200発の花火が打ち上げられた。湯沢市内では、約150人のちょうちん行列が行われ、首相誕生を祝った。実家を見物する人も後を絶たず、地元は“菅フィーバー”で沸いたという。  秋田県は、人口の自然増減率では8年連続ワ-スト1位。国交省のレポート(2014年・作成は日本創成会議)によると、大規模農業を行う大潟村以外のすべての自治体は「消滅可能性都市」に指摘されていた。菅首相は就任後の初会見で、「秋田の農家の長男に生まれた私には、一貫して地方を大切にしたい、日本のすべての地方を元気にしたい」と言及。県民の期待は高まるばかりである。

酒豪が多い

 やはり、菅首相といえば、秋田訛りがあって、最近の首相の中ではかなり地味な方である。  彼を知る上で、秋田県人の県民性を理解すること必要不可欠という気がするが、 「菅首相は、典型的な秋田の男性という感じはしません」  と話すのは、全国の県民性に関する著作が多いナンバーワン戦略研究所の矢野新一所長。 「秋田県は酒豪が多くて、お酒を飲む量は全国トップクラスです。また、いぶりがっこのような、しょっぱいものが好き。菅さんはお酒を飲まず、パンケーキなど甘いものが好きですから、秋田県民とは真逆ですね」  お酒をたくさん飲み、塩分も多くとるため、秋田県はがんによる死亡率が1997年以来23年連続全国1位。脳血管疾患による死亡率も1位(2019年)、腎不全による死亡率も1位(19年)。そのため、健康不安から自殺する人も多く、自殺率は95年から2013年まで19年連続1位だった。  酒もたばこもやらず、毎朝40分のウォーキングを習慣にしている菅首相は、極めて健康だとされる。そうはいっても、秋田県人を彷彿とされる面もある。 「秋田県の男性は基本的に口数が少なく、照れ屋で真面目。人から頼まれたら嫌とは言えない人の好さが特徴的です。そして頑固ですね。粘り強く、自分の意思を最後まで貫き通す。こういうところは、まさに菅さんのイメージではないでしょうか」  菅首相は総務相時代、官僚の大反対の中で、ふるさと納税を実現させている。官房長官時代の2013年、郵政民営化の考えに合わないとして日本郵政の坂篤郎社長を解任した。同じ年に起こったアルジェリア人人質事件では、防衛省の反対を押し切って、前例のない政府専用機の派遣を行った。この点は、紛れもない秋田県人である。

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