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【NFL】不確実な状況に苦しめられるドラフト外ルーキーたち

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NFL公式サイト日本語版

ジュワン・ウイリアムスの電話はまだ鳴らない。これが他の年だったなら、ニュー・ヘブン大学のワイドレシーバー(WR)だったウイリアムスはすでにNFLと契約していただろうし、ロースタースポット争いの準備を進めていたことだろう。しかし、今のウイリアムスには決して来ないかもしれない電話を待つことしかできない。

新型コロナウイルスがすべてのNFLルーキーの準備作業を脅かし、今の時点で従来のOTA(チーム合同練習)やミニキャンプは行われていない。ドラフト上位で指名された選手たちには少なくともそのステータスや契約への投資の影響力があり、一度フットボールが再開されればより忍耐強く、長期的な評価を受けることができるだろう。しかし、ウイリアムスのようなその他多くの選手たちにとっては、コロナウイルスのパンデミックがフットボールという生計手段にただならぬ脅威を与えている。

ドラフト指名選手、ドラフト外優先フリーエージェント、トライアウトプレーヤーというルーキーの3層において、ウイリアムスは最も危機にさらされている最下層にいる。2018年に校内記録である1,171レシービングヤードを記録し、2019年にはパントリターン平均18.9ヤードをマークしているウイリアムスは、トライアウトの機会を与えられる典型的な選手だと言えるが、ディビジョンII(D-II)のプレーヤーとして――今季にドラフトされたD-IIの選手は2名のみ――ウイリアムスには自分のチャンスがドラフトの後にやってくると分かっていた。

チームはウイリアムスのようなトライアウトプレーヤーたちを、契約は結ばずに5月に開催されるルーキーミニキャンプの参加要員として連れてくるのが一般的だ。トライアウトプレーヤーがNFL入りできるかはもちろん大きな賭けだが、毎年何人かはチームに十分な印象を与え、5月にルーキーミニキャンプが終了するとチームがドラフト外優先フリーエージェントをカットすることで空きを作り、見どころのあるトライアウトプレーヤーと契約を結んでトレーニングキャンプにも参加させる。

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