県内の宿泊施設が、ペアとなるインフルエンサーを決めたドラフト会議＝山形市・ヒルズサンピア山形

　県旅館ホテル生活衛生同業組合（理事長・佐藤信幸古窯会長）による、県内の宿泊施設とインフルエンサーがペアとなって宿をＰＲする企画の「ドラフト会議」が25日、山形市のヒルズサンピア山形で開かれた。8組のペアが決まり、宿の魅力を発信する。 　旅行形態が団体から個人にシフトする中、交流サイト（ＳＮＳ）で多数のフォロワーを持つインフルエンサーと協力しようという企画で、昨年度に続き2回目。 　会場に宿の関係者が集まり、インフルエンサーが動画で日本酒、グルメ、ドローン撮影など得意な分野をそれぞれ紹介し、「行った人、泊まった人しか分からないような投稿をしたい」「山形の宿の魅力を伝えたい」などと語った。1人のインフルエンサーを複数の宿が1位指名する場面もあり、くじ引きが行われた。 　10月以降にインフルエンサーがペアとなった宿を訪れて動画を撮影し、インスタグラムなどのＳＮＳに投稿する。来年1月下旬までをめどに、旅行予約サイト「じゃらん」での新プラン予約者数で影響力を競う。詳細はインスタの「山形いい宿@yamagatayado」で確認できる。