山本由伸、大谷のドジャースへ 投手史上最高、総額465億円
【ロサンゼルス共同】ポスティングシステムで米大リーグ移籍を目指していたプロ野球オリックスの山本由伸投手が、大谷翔平が所属するドジャースと12年総額3億2500万ドル(約465億円)で契約に合意したと21日、メジャー公式サイトなどが伝えた。総額ではヤンキースがゲリット・コールと結んだ9年3億2400万ドルを抜き、投手としてメジャー史上最高額。日本選手の米移籍時では田中将大(楽天)がヤンキースと結んだ7年1億5500万ドルを大きく上回った。 【写真】山本由伸は「引く手あまた」に MLB、米メディアも活躍を詳報
オリックスへの譲渡金は約5060万ドル(約72億3600万円)となる見込み。 25歳の山本を巡ってはヤンキースやメッツなどが直接交渉し、争奪戦が繰り広げられていた。10年総額7億ドルで加入したばかりの大谷とチームメートとなり、ダルビッシュ有が所属するパドレスとの来季の開幕シリーズが3月20、21日にソウルで行われる。 山本は宮崎・都城高から2017年にドラフト4位でオリックス入り。21年からリーグ最多勝と最優秀防御率、最多奪三振、勝率第1位の4冠を3年連続獲得。