あまりに期待ハズレ…。Jリーグ、2024年のガッカリ新戦力(8)本領発揮が遅すぎ? 新エース期待もチームは降格
明治安田J1リーグは12月8日にリーグ戦最終節を迎える。今シーズンも新天地で華々しい活躍を見せた選手がいる一方で、思ったような成績を残せずサポーターの期待に応えられなかった選手もいる。今回は移籍初年度の今季、精彩を欠いた選手をピックアップして紹介する。(成績は「transfermarkt」参照)
FW:鈴木武蔵(すずき・むさし) 生年月日:1994年2月11日 所属クラブ:北海道コンサドーレ札幌 2024年リーグ戦成績:31試合6ゴール0アシスト 2012年にJリーグデビューを果たした鈴木武蔵は、そこから長年活躍し、2020年にベルギーのベールスホットに加入。そこで2シーズン戦ったのち、2022年にガンバ大阪へと復帰し、今シーズンからは2019年から1シーズン半所属していた北海道コンサドーレ札幌に復帰している。 5シーズンぶりの古巣復帰となった鈴木だが、シーズン前半はゴール関与ゼロに終わり、全くチームに貢献することが出来なかった。チームも鈴木の調子に連動するかのようにリーグ最下位を彷徨い続けることとなった。 第23節浦和レッズ戦のシーズン初ゴール以降は13試合6ゴールとまずまずの結果を残しているが、復調が遅すぎた。チームは2016年以来となるJ2降格が決定。守備の脆弱さなど、チームとしての課題は数多くあるが、もう少し早く鈴木が復調していれば、と考える札幌ファンは少なくないはずだ。
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