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人生100年時代「50代からの新たな逆転キャリア」を見つけるための8つの質問とは

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プレジデントオンライン

今、自分の思うような働き方ができているでしょうか。本当はやりたいことがあるのに、何らかの外的要因にしばられて足踏みしていないでしょうか。人生の後半を迎える前にちょっと立ち止まって、あらためてこれからの人生を考えてみましょう!  【この記事の画像を見る】 ■日本型雇用のあり方が激変。アフターコロナを見据えて  リクルート時代から30年以上「働く」を探求してきた私は、今、日本人の仕事観やキャリア観について、大きなパラダイムシフトが起きていると感じています。経団連の中西宏明会長やトヨタ自動車の豊田章男社長が、相次いで「終身雇用を守っていくのは難しい」と発言したように、高度成長を導いた「終身雇用」と「年功賃金」という日本型雇用制度が崩壊しつつあるからです。  さらに追い打ちをかけたのが、コロナショックでした。働き方改革では一向に普及しなかったテレワークが、外出自粛要請によって一挙に進展。結果で評価される「成果主義」は、ますます加速しそうです。  人生後半戦の職業人生を豊かなものにするため、これを機に、自らのキャリア戦略を考えてみましょう。

■自分のキャリアは、自分の価値観に沿って選ぶ  いきなりですが、あなたにとって仕事とは何ですか。自己の成長のため?  経済的自立のため?   私は仕事がら、キャリア相談をよく受けるのですが、大企業に勤める女性はキャリアアップ志向はあっても、男性に比べて出世や肩書にはこだわらない人が多いと感じます。  理由はシンプルで、今の日本企業の働き方の仕組み、つまり、社員の会社への帰属意識を高めて会社都合で仕事をさせる仕掛けは、すべて男性がつくってきたからです。  年功賃金と引き換えに、辞令1つで配属を転々とするジョブローテーションや転勤、長時間労働や過酷な出張を強要。そのルールの中で突然「女性活躍」などと言われて出世の道を歩まされようとしても、魅力を感じなかったのではないでしょうか。  しかし終身雇用の崩壊によって、組織の論理が優先され、個人が犠牲になる日本的サラリーマン像は、もはや過去のものとなりました。  そんな中で人生100年時代の後半戦のキャリアをつくろうとなると、社内の出世にこだわりがない分、男性より女性のほうが有利だと思います。男性がつくった仕組みにおもねらず、自分自身の価値観に沿った働き方に、素直にシフトできる。これまで自分が抑え込んでいたものを解放してあげればいいのです。  大企業でも40代、50代前後の管理職の女性が増えてきました。苦労して必要以上に男性社会に自分を合わせることに、悔しさを感じてきた人も少なくないでしょう。  しかし男性がつくってきた仕組みで平成の30年間、日本企業や経済は発展しましたか?  答えはノーです。画一的な終身雇用から「多様な働き方」に変化する今後は、女性が生き生きと活躍するチャンスです。 ■自分に問いかけながら、やりたいことを探ろう  では、これからのキャリアや生き方、働き方についてどう考えればいいのか。まずキャリアチェンジに成功した40代後半の女性Aさんの例をご紹介しましょう。  Aさんはダイバーシティ推進プロジェクトのリーダーに抜てきされ、まさにロールモデルとして働いていました。自分の活躍が会社のため、後輩女性たちのためになればと、一生懸命にトップを走ってきたのです。  ある日、役員会議で女性の働き方に関するプレゼンテーションをしたところ、1人の役員から「それはいいんだけど、それでいくらもうかるの? 」と問われたそう。もちろん企業は利益を追求するものだと理解している。しかし「結局、利益のことだけしか考えていないのか」と、仕事に対するモチベーションを一気に喪失。心が折れたAさんは「本当にやりたいことは何だろう」と自問自答。その結果、「後輩女性たちを応援したい」という気持ちを再確認し、コーチングや心理学を学び、現在はカウンセラーとして独立して生き生きと働いています。

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