年末年始の山の遭難者減少も死者が増加…警察庁が登山届の提出を呼びかけ
去年からことしにかけての年末年始に山で遭難した人の数は前年より減少しました。一方、死者は増加していて、警察庁が登山届の提出を呼びかけています。 警察庁によりますと去年12月29日からことし1月3日までの年末年始に山で遭難した人は32人で、前年の同時期より22人減少しました。 一方、死者は6人で前年より5人増加しています。捜索、救助活動にはあわせて182人の警察官が投入され、ヘリコプターも7回出動したということです。 遭難した32人のうち登山届を提出していたのは7人だけで、警察庁は遭難した際に早く場所を特定して捜索するため、登山届を必ず提出しスマホやGPSなどを持って行くよう呼びかけています。