柏がJ1残留決定は最終節に持ち越し またしてもアディショナルタイムに失点
明治安田生命J1リーグは30日に9試合が行われ、柏はホームで首位の神戸と1―1で引き分け、J1決定は12月8日の最終戦に持ち越しとなった。ホームの大声援を受け、前半5分にMF手塚の左CKからFW木下が頭で決めて先制。だが後半終了間際に武藤に決められ、最後の最後に勝ち点3が手からこぼれ落ちた。 【写真】<柏・神戸>前半、先制点を決め、喜ぶ木下(中央)だったが… 今季は序盤から引き分けが多く、後半戦はアディショナルタイムに決められるなど勝ちきれない試合が続き、気づけば昨季に続き残留争いに巻き込まれた。それでも勝てば残留が決まるこの日は、立ち上がりが気合いのこもったプレーを披露。前半は相手の強力な攻撃陣を完全に押さえ込んだ。 だが、後半は猛反撃を仕掛けた神戸に押し込まれるシーンが増え、アィデショナルタイムにPKを献上。これは大迫が外し万事休すかと思われたが、さらなるドラマが待っていた。その後に武藤がゴール前のこぼれ球を押し込み、一度はオフサイドで取り消されたが、長いVAR判定の結果、ゴールが認められ、勝利はもぎ取れなかった。 柏は最終節、アウェーで札幌と対戦。引き分け以上で自力でのJ1残留が決定する。