辻希美、岸谷五朗の“二世”がデビューも応援ムード一色!批判絶えない貴乃花長男、キムタクファミリーとの「違い」
親は「起爆剤」でも使用回数が好感度に影響アリ
個人としての実績がないにもかかわわらず、Koki,さんが『ELLE japon』の表紙を飾ったり、「ブルガリ」や「シャネル」のアンバサダーに就任したり、Cocomiさんが『VOGUE JAPAN』の表紙でモデルデビューしたりとなると、やはり親の影響力を勘繰ってしまうのが世間というものです。2人の場合、その後も個人での目立った実績や代表作が生まれていないことも、”二世批判”を長引かせる要因となっています。 芸能人の親というのは、芸能活動をする上では大きな“起爆剤”になり得ます。しかしその使用回数は、当人の実績や知名度がなければないほど好感度に悪影響を及ぼすため、注意が必要です。 希空さんや蘭丸さんが今後どういった活動をされるか定かではありませんが、例えば仮に御本人のチャンネルに親が出てきたり、親子共演を頻繁にするようなら、今後は批判の声も出る可能性があるでしょう。 ■“その人”でちゃんと勝負していけるかが長期的な成功の鍵になる 二世だろうがコネがあろうが、長期的に見ればその人自身が何を目指し、何を発信していくかで成功は分かれます。そこでは強力な親のパワーもいずれ効果を失います。 同時に、一定の知名度やポジション、実績やファンを得てしまえば、その先で親と共演しようがバックアップがあろうが、基本的にそれは大きな批判にはなりません。ここを理解して親の存在を後ろ盾として考えるか、ないものとして頑張るかを考えることは、その人の戦略であり、その後の人生にも大きく影響があるのではと思います。 過去には元横綱の貴乃花親方の息子、花田優一さん(29)が、二世として番組内でデビューし、靴職人として活動していくことを宣言していました。当時はタレントにならないことで好感を得ましたが、その後タレントや歌手、俳優など活動内容がブレたことで批判を集めました。 スタートダッシュで靴職人を親の知名度に乗せてアピールしたところまでは良かったですが、自分の活動がその後ブレては意味がありません。結局持ったものを活用するか、無駄にするかは、本人の力量なのかもしれません。 今後も二世タレントの数は増えていくでしょう。どんな売り出し方がなされるか、注目です。
(文:おおしまりえ)