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陸上〝性的画像問題〟取り締まりは至難の業 「マニアが狙うのは日焼け痕のズレ」

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東スポWeb

 ついに我慢の限界だ。女子アスリートが性的な意図で写真を撮影され、ネット上にみだらな文章とともに拡散される被害を受け、日本オリンピック委員会(JOC)が対策に乗り出した。  事態が動いたのは今年8月。複数の現役女子選手が日本陸上競技連盟のアスリート委員会へ相談したことが発端となり、JOCは選手の環境を守るべく各競技団体へ実態把握のヒアリングを実施。日本スポーツ協会や全国高等学校体育連盟との連携を目指し、被害防止の声明文を出すなど具体策の検討に入った。  これまでも新体操、水泳、陸上などで活躍する女子アスリートは狙われやすかった。特にレオタード姿の新体操選手、水着姿の競泳選手の被害例が多く、現在は親族以外の写真撮影を禁止にする大会もある。中でも最も取り締まりが困難なのが陸上だ。今回、相談を受けた日本陸連の関係者はこんな実情を明かす。 「線引きが非常に難しいんです。どこまでが正当な競技の写真で、どこからが性的な目的か? 観客席を警備員が巡回する場合もありますが、明らかに股間を狙っていればまだしも、そうとも限らないので…」  実際に陸上系画像の専門サイトも存在する。事情に詳しい関係者は「にわかファンは幅跳びや高跳びなどの跳躍系を好むが、マニアはむしろ露出が少ない短距離選手の日焼け痕のズレを狙う」と説明。やはりグレーな部分が多く、全面取り締まりは至難の業だ。  今回の件で橋本聖子五輪相(56)は「撮影行為で心を傷つけられた選手もいると思う。選手に寄り添いながら、しっかりと防止につなげていっていただければ」とJOCの対策に期待するが、現状を鑑みると一筋縄ではいかなそうだ。

東京スポーツ

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