おでんが超絶品ポテサラに!プロに学んだ作り方がスゴイ
晩酌中の夫から「もう一品何かない?」と言われたとき、サッと出せて喜ばれるメニューを、グルメライターとしても活躍する増田剛己さんに教えてもらいました。紹介するメニューは、取材を通じてプロから学んだもの。もちろん、お酒の肴だけではなく、もう一品のおかずにもなりますよ。
居酒屋の女将が教えてくれた「おでんポテサラ」
女将さんひとりが営んでいる小さな居酒屋を取材したときのこと。人気メニューのポテトサラダをつくってもらうことにしました。 すると注文を受けた女将さんはカウンターに置かれていたおでん鍋から、玉子とジャガイモを取り出したではないですか。そう、この居酒屋のポテトサラダはおでんの具を再利用して作る、「おでんポテサラ」だったのです。 調理方法は、おでんの具をボールに入れてつぶし、マヨネーズを和えるだけ。とても簡単ですが、食べてるとこれがめちゃくちゃおいしくてびっくり!あまりにも簡単でおいしいので、我が家もおでんのときには必ずこれを作るようにいしています。
水を使わないお肉たっぷりの「肉じゃが」
創作料理のお店を取材したときのこと。「肉じゃが」をいただいてみたところ、肉と野菜の味がよく染みていて驚かされました。ふつうの肉じゃがとは何か違うものを感じ、シェフ兼オーナーの男性に尋ねたところ、水を使わずに作っていることが判明。水を使わないから旨みが凝縮しているのだそうです。 作り方は、多めのお肉をフライパンで炒め、醤油と砂糖で濃い目に味をつけて、そこへタマネギ、ニンジン、ジャガイモを切って入れて、ふたをします。そのまま15~20分弱火にかけ、時々まぜればOKです。
町中華で教えてもらった「自宅で簡単チャーシュー 」
家庭で本格的なチャーシューはなかなかできないと思っていたのですが、そのことを町中華のご主人に話したら、「簡単ですよ」との答えが。 使う豚肉の塊はどの部位でもOK。肉500gに対して醤油1300gに日本酒200g。ネギの青い部分としょうが一片のスライスを入れて、弱火で1時間茹でるだけ、本当に簡単です。 ちなみに、この醤油と日本酒を合わせたものは醤油ダレといい、継ぎ足しながら何度も使えます。食べてみるとこれが、本格的なチャーシュー。インスタントラーメンもワンランク上になりますよ。