廃棄物処理ダイセキ、脱炭素で高まるリサイクル燃料需要
リサイクル燃料の製造設備(写真提供:ダイセキ)
トヨタ自動車(7203)や、パナソニック ホールディングス(6752)といった大手メーカーの工場から出る廃棄物はどこにいくのか――。名古屋が地盤で産業廃棄物処理業大手のダイセキ(9793)では、それらを処理し、リサイクル品として加工・販売している。 同社は1945年の創業で、中核の産業廃棄物処理業のほか、土壌汚染処理を担うダイセキ環境ソリューション(1712)、鉛の二次精錬を手がけるダイセキMCR、巨大タンクの清掃を請け負うシステム機工などをグループに抱える。 直近の前2022年2月期は売上高が前年同期比10.3%増の568億6700万円、営業利益は同26.3%増の129億4000万円と大幅な増収増益で、中期経営計画で掲げた利益目標を1年前倒しで達成した。
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若泉 もえな