【プレビュー】鬼門突破で3連勝と勢いに乗る日本代表。4連勝をかけてホームで難敵・オーストラリアと激突|アジア最終予選
【サッカー日本代表 プレビュー】日本代表は15日、2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第4戦でオーストラリア代表と対戦する。
4連勝がかかった一戦だ。ここまでアジア最終予選で3連勝中の日本は、ホームでオーストラリアと対戦。難関と言われた連戦を勝ち切れるか注目される。 日本は11日、アジア最終予選第3戦でいまだ勝利のない敵地ジッダでサウジアラビア代表と対戦した。試合は序盤から拮抗した展開となった中、早い時間帯に巧みなパスワークから三笘薫のクロスを守田英正がヘディングで折り返すと、最後は鎌田大地が押し込んで先制に成功。その後、ミドルブロックで相手の攻撃に耐えながら、終盤にセットプレーから途中出場の小川航基が決め、勝利を決定づけた。結局、敵地で2-0の勝利。グループ唯一の3連勝を飾った。 日本に戻り、第4戦ではオーストラリアと対戦する。過密な日程が続く状況だが、サウジアラビアでの勝利の勢いそのままに勝点3を狙いたい一戦となる。改善点としては、サウジアラビア戦のポイントになった前線からの守備になるだろう。サウジアラビア戦ではうまく前からハメルことができず、最終的にミドルブロックで待ち受ける形となった。結果的にこの策はうまくいったが、チームとしてはやはりもっとボールを保持したいところ。今回も前から積極的にプレスをかけていくことで、自分たちが主導権を握りながら試合をしていく展開に持っていきたい。 一方、オーストラリアは3試合を終えて1勝1分1敗。最初の試合でバーレーンに敗れ、インドネシアに引き分けるという最悪のスタートを切ったが、新たに就任したトニー・ポポヴィッチ監督のもとで中国戦は3-1で勝利。初勝利を手にして今回の日本戦に臨むことになる。アジア最強と言っても過言ではない日本にここで勝てれば、国として勢いづくことは間違いない。必勝を期して今回の試合に臨んでくるはずだ。 日本としてはうまく相手の攻勢を抑えながらゲームを構築していく必要がある。勝てば4連勝で一気に下との差を開くことになるが果たして。注目の試合は15日19;35キックオフだ。