【プロレス】左大胸筋断裂で欠場中の高橋ヒロムが来場してベルト返上。3WAYマッチで新王者決定へ!
左大胸筋断裂により全治まで約半年の重傷を負った高橋ヒロムが、新日本2・25後楽園大会に来場。第1試合開始前にIWGPジュニアヘビー級のベルトを返上した。 【写真】「プロレスグランプリ2020」好きなプロレスラー1~50位!
マイクを手にしたヒロムは、「ケガも実力のうちだと思っています。一つだけあらためて言わせてください。オレの夢はIWGPジュニアヘビー級王座を巻いたまま、ジュニアとしてIWGPヘビー級を巻き、ゴールデンタイムで試合をすること! そして、東京ドームのメインイベントでIWGPジュニアヘビー級選手権をやることだ。その夢を叶えるために手術をするという決断をしました。新日本プロレスのレスラーになれたこの一回きりの人生、オレは後悔したくないんです。だからジュニアのためにこのベルトを返上します」と語ると、続けて「一つだけオレの我がままを聞いてください。BUSHIさん、オレの代わりに大阪城でファンタズモと闘ってください。よろしくお願いします」と自身の代打としてBUSHIを指名し、ファンタズモとのベルトを懸けての一戦を要望した。 ヒロムは2・19盛岡大会で負傷し、翌20日の山形大会から欠場。22日に病院で精密検査を受け、左大胸筋断裂の診断を受けていた。本来であればこの日の後楽園大会ではBUSHIとのコンビで、エル・ファンタズモ&石森太二が保持するIWGPジュニアタッグ王座に挑戦予定だった。ベルト返上により、2・28大阪城ホール大会でのファンタズモとのV2戦も中止。ヒロムが指名したBUSHIとファンタズモ、そしてこの日のメインイベントでジュニアタッグ王座を奪取したエル・デスペラードの3選手による、3WAYマッチ形式での新王者決定戦が濃厚だ。
週刊プロレス編集部