MF遠藤航はリバプール優勝の〝秘密兵器〟 英紙が指名「重要な役割を果たす」
イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属する日本代表MF遠藤航(31)は、リーグ制覇に向けた〝秘密兵器〟だと、英紙「サン」が伝えた。 リバプール2年目の遠藤は昨季から一転、今季から就任したアルネ・スロット監督体制では、わずかな出場機会しか与えられていない。しかし、同紙は〝クローザー〟としての貢献を高く評価している。 「今季トップチームで20分しかプレーしていないにもかかわらず、ゴールを阻止することでその存在感を示しているのが、脇役の遠藤だ」 その上で「日本で最も人気のあるスポーツである野球では、試合終盤でブルペンから投入され、相手チームの得点を阻止するクローザー投手のように、遠藤は交代要員として試合を締めくくり、リバプールを勝利に導くのに効果的であることが証明されている」と遠藤を野球の抑え投手に例えた。 それを裏付けるこんなデータも紹介。リーグ戦で遠藤がサブとして出場した試合は、11勝2分け2敗(プレー時間は計149分)と高い勝率を誇っている。最後に同紙は「もし(来年)1月以降も日本代表が在籍していれば、リバプールが記録に並ぶ20回目のリーグ制覇を狙う上で、重要な役割を果たすことになるかもしれない」と期待した。
東スポWEB