生け花に捧げる青春 高校生「花いけバトル」 求められるのはスピード、決断力、そして・・・【高知】
高知さんさんテレビ
生徒たちが「生け花」で戦いを繰り広げます。高知市で高校生を対象にした「花いけバトル」が行われました。 鐘がなると同時に生徒が我先にと手に取りだしたのは…花。高知市の追手前高校で「花いけバトル」の火ぶたが切られました。「花いけバトル」とは2人一組になり、5分の間に即興で花をいける競技のこと。全国各地で行われていますが、今回は県独自の大会です。若い世代にグロリオサやユリなど、県産の花に親しみを持ってもらおうと開かれました。 参加したのは県内8つの高校から20チーム。競技は花や器の扱い方や、所作の美しさを見る「表現点」と花の組み合わせ方などを見る「作品点」で評価されます。器はその場で指定されるため、形や色に合うように即座に花や枝を選び、飾らなければなりません。スピードと決断力が求められるなか… ON「5、4、3、…」 会場「ああーっ」 プレッシャーからか飾った流木を落としてしまうハプニングも。 司会「あれはどうして数秒前に落ちちゃったんですか?」 高校生「時間足りなくて予想通りにいかんくてちょっと焦ってしまいました」 用意された20種類以上の植物をいかし見事、優勝したのは、高知学芸高校の「サザンカ」チームでした。 高知学芸高校 優勝サザンカ 山崎望央さん 「前回(の出場時)は残り1分と言われて「あと1分しかない」と思ったが、今回は(残り)1分と言われて「まだ1分あるのか」というふうなちょっとした慣れがあったと思う」 高知学芸高校 優勝サザンカ 市川桃子さん 「いざ優勝したと数字が出て分かったときは本当にびっくりしました」
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