【京都ひとり歩き】ふらりと立ち寄りたい「居心地がいいカフェ」昭和レトロなスポットや路地奥のカフェ3選
京都をひとりで旅したとき、事前にチェックしておきたいのは、散策途中にふらりと立ち寄れる居心地がいいカフェ。ひとり時間が充実する素敵なカフェをご紹介します。
喫茶ジャニー|昭和テイストの空間でひとり時間が充実
まるで昭和にタイムスリップしたかのような喫茶店が、いま注目の五条エリアに2024年5月開業。「懐かしい雰囲気のある昭和の店は年々減っています。幅広い層の方がくつろげる洋食と喫茶メニューの店です」と店主の小山利行(としゆき)さん。町家を改装し、花柄の壁紙やアンティーク家具を配した店内は、ついつい滞在時間が長くなるなごみの空間です。 <写真>店内は昭和の喫茶店そのもの。
「ナポリタン」や鮮やかなグリーンの「クリームソーダ」は、ノスタルジックな味わい。読みたかった本を開いてひとりでのんびり。休日ごとに訪ねてしまいそうです。 <写真>スパゲティではなく、中華の太麺で作る「ナポリタン」。目玉焼きをトッピングし、ケチャップと焼きそばソースで味つけたどこか懐かしい味。1,100円。「クリームソーダ」715円。 【喫茶ジャニー】 京都府京都市下京区五条麩屋町上ル下鱗形町540-1 「ナポリタン」935円、カレー1,320円~、コーヒー660円~ 営業時間/11時30分~19時 定休日/日・月曜
Paddy(パディ)|ひっそり感がたまらない路地奥の焼き菓子カフェ
看板がなければ見過ごしてしまいそうな細い路地。甘い香りに惹かれて奥へ進むと、小さなカフェが現れます。この店は、パティシエの生田伸恵さんが開く焼き菓子店。店内のアンティークのショーケースには、カヌレやフィナンシェ、クッキーなど伝統的なお菓子が並びます。 <写真>焼き菓子が15種類ほど並び、1個からでも味わえる。
テイクアウトもできますが、店内で好きなお菓子を選んで生田さんの出身地である新潟の専門店から取り寄せるコーヒーや紅茶とともに店内で味わうことも。「ぼうっとする時間をこの店で過ごしてほしい」と生田さん。古民家の壁をそのまま生かしたカフェスペースは懐かしさとモダンさが共存する空間。誰にも教えたくない、自分だけの隠れ家にしたくなります。 <写真>「カヌレ」400円、「フィナンシェ」280円、「レモンクッキー」150円。ポットでサービスの「紅茶」650円。ケーキはチーズケーキ、フルーツケーキやタルトなども。 【Paddy(パディ)】 京都府京都市上京区大宮通椹木町下ル1町目847 焼き菓子150円~、ケーキ600円~、コーヒー550円~ 営業時間/13時~19時 定休日/月・火曜、不定休