ヤクルト・中村悠平と木沢尚文、野球教室で小学生と交流 中村はティー打撃で校舎超えの特大弾を放つ
ヤクルト・中村悠平捕手(34)と木沢尚文投手(26)が29日、東京都内の小学校で開かれた「JERA セ・リーグ CHALLENGE」のイベントに参加。小学5年生、74人と野球を通して交流した。 野球教室では、木沢が軸足の立ち方や踏み出しの足の位置といった投球のコツを伝授。中村はお手本としてティー打撃を披露。高さ約20メートルある5階建ての校舎を超えて、屋上のプールに着弾する当たりを放つと、「すげ―」という声もあがった。生徒たちも驚く一打に、「実際の試合でもあれくらいの当たりを打てるように頑張りたい」とはにかんだ。 また中村が、生徒の投球を受けるコーナーでは、2023年のWBC決勝でドジャース・大谷翔平投手(30)と、優勝の喜びを分かち合った名場面を再現。野球ファンの記憶にも残る名シーンさながら、ストライク投球を見せた生徒を抱きかかえ、満面の笑みを見せた。「(あの場面を)思い出しました。覚えてもらったらうれしいので、(子供たちの)記憶に残ってもらえるように」と胸の内を明かした。 元気いっぱいな小学生たちと、終始笑顔で交流した2選手。中村は、「非常に楽しく、子供たちの活気に押された。また早くシーズンに入っていい活躍ができれば」と語り、木沢も「野球をやっていない子たちと野球で触れ合うのは貴重な機会だった。野球に興味を持ってもらえればいいなと思う」とコメントした。