「汗と涙を洗いたい」 昇格夢見て戦い抜いた応援ユニフォーム、期間限定で無料クリーニング
クリーニング業の巴屋(長野県松本市)は、サッカーJ3松本山雅FCのサポーターの応援ユニフォームを1人1着、無料でクリーニングするサービスを始めた。15日までの期間限定で、松本、安曇野市などの36直営店で実施。あと一歩でJ2昇格に届かなかった今季、選手と一緒に戦い抜いた応援ユニフォームをクリーニングして、「熱い思いを残し、汗と涙を洗いたい」としている。 【写真】洗濯を終えたサポーターの応援ユニフォーム
同社は2012年から松本山雅選手のユニフォームなどのクリーニングを担う「ランドリーサプライヤー」。サポーターをねぎらう狙いで初めて企画した。家庭では難しい洗濯水の温度管理や、中性洗剤を使用することで、ユニフォームへの負担が少なく洗濯できるという。
同社は期間中、各店舗や同社の写真共有アプリ「インスタグラム」を通じて、選手への応援コメントを募集。抽選で選手のサインが入ったユニフォームやサッカーボールが当たる。
同社管理部企画広報課の田川美幸課長(46)は「来季、きれいなユニフォームで再び選手と共に戦って」と呼びかけている。