松本山雅無念 J2昇格ならず 終了直前に痛恨の失点
サッカーJ2昇格プレーオフ決勝の7日、J3リーグ4位の松本山雅FCは富山県総合運動公園陸上競技場(富山市)で同3位のカターレ富山と対戦し、2―2で引き分けてJ2復帰はかなわなかった。2点をリードしながら土壇場で振り出しに戻されて試合終了。相手にある年間順位の優位性に泣いた。 松本山雅は主導権を握った前半に2得点。18分に安永が右足でネットを揺らして均衡を破ると、26分には左CKから樋口が頭で追加点をたたき込んだ。だが折り返した後は徐々に流れが相手に傾き、35分に追撃弾を浴びると、追加タイムに痛恨の失点を喫した。 隣県での決戦には山雅サポーター約4000人が来場。寒さを振り払う熱量でエールを送り続けた。地元・松本では観戦イベントもあり、画面越しに戦う選手の背中を押した。
市民タイムス