大阪市・松井市長が定例会見11月5日(全文1)特別自治市はなかなか進まないのでは
市内南部の反対が多かった理由をどう分析?
読売新聞:これは前回と同じ傾向でして、市内の南部のほうが反対が多いということになりましたが、これについても考えをお願いします。 松井:だから結局、前回と同じで、これは南北格差とかいわれていますけどね。もう今のままでなんとか、そのままでいいじゃないと思われる、そういう層の人たちがやっぱりそういう区域の中ではっきりするんだろうなということですね。 司会:次の質問をお受けいたします。毎日新聞。
残る2年半で一番力を入れたいのは?
毎日新聞:お願いします。毎日新聞の矢追です。住民投票が終わりまして、代表としては政界を引退で、すなわち市長としても今期限りということだと思うんですけれども、この2年半の間で一番力を入れたいところを教えてもらえますか。 松井:今回の結果を受けて、そういうルール作りですよ。そういうルール作りを早急にやりたいと思っています。それから公約に関しては、市長の公約に関してはもう全て手を付けているし動いてますから、公約を掲げた部分でできていないところはありません。2年半の間には万博の準備もやらなければなりませんから。そういうところを公約は今、スタートさせているやつを確実に仕上げていくということです。 毎日新聞:そのルール作りのところなんですけども、例えばどういうルールがあるといったらいいですか。 松井:府市一体、広域一体化の条例とか、そういう形で府市で作ればいいんじゃないかなと思いますね。 毎日新聞:ありがとうございます。それと話が変わりますけれども、コロナ対策のことなんですけれども、まずもう1回、保健所のことについてお伺いをしたいんですけれども、保健所について先日はまだ未定だということだったんですけれども、方向性として保健所の強化をしていくっていうのは、具体的にどういうところを強化していくんですか。 松井:保健所体制については、このコロナ禍において職員体制もコロナ専門チームで100名体制に強化をしてきていますから。当面の間はコロナ禍においては今の形で人員も増やしながらやっていきたいと思っています。 毎日新聞:PCR検査のことなんですけれども、もちろんこれは府に司令塔を一本化ということになっているので、あくまでもじゃあ市としてどういうことを府に要望を伝えていくかっていう意味でお聞きしたいんですけれども、PCR検査については増やしていったほうがいいと思われるのか、それとも現状維持でいくおつもりなのか、いかがでしょうか。 松井:PCR検査はこれまでも必要に応じて増やしてきましたから。それはコロナの患者数の増加、増加ばかりじゃないのでね、低下している時期もありますから。そういう患者動向に応じて適切な配置をしていきたいと思っています。