給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
ベストアンサーから学ぶ「イライラしている人の扱い方」とは
ベストアンサーは「これは店員の言葉にイラっとしたのでしょうね。私が店員だったらすんなり「お客様、満タンで宜しゅうございますか?」と言いますね。お客様に『は?』はマズイですよね」と、まずは投稿者の気持ちに寄り添っています。
それから「日本語って難しいですよ。あなたが当たり前だと思っていても、一般的な言葉でないと伝わらなくて当然です」と、やんわり「自分の基準が社会のすべては無い」と説きながら、あくまで「あなたは悪くないよ」というニュアンスを崩していません。 投稿者は結局、自分の言い方が変だったとして、「はあ?」と言われるのが許せなかったという一点に尽きると思われます。店員や夫から、優しく共感したうえで訂正してもらえさえすれば、ここまで怒りを炸裂させることは無かったでしょう。 この「私が間違っているのは認める。でも、その『言い方』は無いでしょう!?」という思考回路は、人間関係のトラブルの大半を占めると言っていいほど、話がこじれる元凶になっています。 これは道路上でのトラブルも同様で、交通マナーを指摘されても、「相手が強く怒鳴って来た。私が悪いのか!? そこまでいう必要あるの!?」と、「怒鳴られたことにショックを受ける」ことで「被害者モード」のスイッチが入るケースが多く見られます。そうなると、正論は全く通じなくなります。 こうした「被害者モード」になるのは一種の人格であって、どうしようもなく、相手をするこちら側が対策するしかありません。「その言い方は無いでしょう!?」で相対されると、もはやコミュニケーション不能になります。 結局は、そうした相手にマナーやルールを説く際は、相手を全否定するところから始めるのではなく、相手のプライドを上手くおだてて持ち上げてあげると、逆にコロッと言うことを聞いてくれるかもしれません。それは人間関係を円滑にしていく「処世術」なだけでなく、道路上でのトラブルも「起きる前から回避する」のに大切なのです。 「相手はルールを破ったのだから、こちらが強く言っても聞き入れるべきだ!」は正論かもしれませんが、そういった態度が、気づかずに他人への「あおり運転」につながっているかもしれませんので、普段から念頭に置いておきましょう。
くるまのニュース編集部