【愛チャンピオンS】シンエンペラー最終追い 坂井瑠星騎手「凱旋門賞に向けていい内容のレースができれば」
◆アイリッシュチャンピオンS・G1(9月14日、アイルランド・レパーズタウン競馬場・芝2000メートル) 出走に向けてフランスに滞在しているシンエンペラー(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父シユーニ)が現地時間の9月11日、同国のラモルレイ調教場でレースに向けて最終追い切りに臨んだ。坂井瑠星騎手が騎乗し、ダートコースで帯同馬のラファミリア(3歳1勝クラス)と約3ハロンの併せ馬を行った。 坂井騎手は「調教師からは少し気持ちを乗せる意味でしまいで気合をつけろという指示を受けましたが、イメージ通りの調教ができたと思います。まずは無事にレースを迎えることができるようにすることが大事ですし、その先の凱旋門賞に向けていい内容のレースができればと思います」とコメントした。 管理する矢作調教師は「先週、クリスチャン・デムーロ騎手に乗ってもらった追い切りと、日曜日にパリロンシャン競馬場で行った追い切りとで十分に負荷はかかっているので、今日は負荷をかける目的ではなく、坂井騎手を乗せて、今週は競馬だよということを馬に教えるという意味で、短めでシャープな調教を行いました。馬の調子は、良くはなってきているなという感じです。十分にやることはやりつくしたので明日は常歩だけ行う予定です」と追い切りの意図を説明した。 シンエンペラーは愛チャンピオンSをステップに凱旋門賞・G1(10月6日、フランス・パリロンシャン競馬場、芝2400メートル)への参戦を予定している。
報知新聞社