「これまでにない危機的な状況に直面している」(日本建設業連合会会長)
「これまでにない危機的な状況に直面している」と訴えるのは、日本建設業連合会会長の宮本洋一さん。昨年から続く建設資材の価格高騰と供給遅れが深刻化している。 4月には民間事業者の発注工事を念頭に、経団連に契約価格や工期への適正な反映を要望した。「業界の実情を示す資料も作った。あとは個別に理解を求める」考えだ。 「2022年度も決して良い環境ではないが、変革の年にしたい」とも。業界全体で進める働き方改革とあわせ、あらゆる人材が集まる“魅力ある建設業”を志向する。