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大野豊氏が語る「チーム防御率の重要性」と「新人王の行方」

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広島アスリートマガジン

 今シーズンのカープはここまでリーグ5位に低迷し、なかなか借金生活から抜け出せない戦いが続いている。そんな中で課題となっているのが、チーム防御率がリーグ5位と不調が続く投手陣だ。カープOBの大野豊氏にチーム防御率の重要性について、また新人王争いを繰り広げる森下暢仁について語ってもらった。 【写真】二軍監督経験者が語る堂林覚醒の理由 ◆来季へ向けての課題ははっきりしている  10月に入って多少なりとも勝てる形が出てきたことは良いことですが、カープがここまで月間で勝ち越しているのは6月(5勝3敗1分)だけです。8月(12勝12敗2分)は5割で乗り切りましたけど、7月(7勝15敗3分)、9月(9勝15敗2分)は大幅に負け越してしまいました。リーグ3連覇当時は毎月のように貯金を積み重ねてきましたが、それができなかった結果が今の成績ということでしょう。  投打のバランスが噛み合わず現状の成績に甘んじているわけですが、ここへ来て顕著に数字として現れているのがチーム防御率です。というのも、10月13日の時点でチーム防御率と順位が完全に一致しています。チーム打率ももちろん重要ですが、チーム防御率がペナントレースを戦う上でいかに大事ということがデータとして現れていますよね。  佐々岡監督が目指したのも、まさにそこでした。シーズンを迎えるにあたり『投手力を中心とした守り勝つ野球』を標榜したわけですけど、今季に限っては投手、守備ともに崩れてしまいました。よって来季に向けての課題は、すでにはっきりしています。いかにチーム防御率を下げるか、そこが最大のテーマになるでしょうね。  ただ、成績が伸び悩む中でも光明と言えるのが森下の活躍でしょう。修正能力が高いですし、並のルーキーではないですよね。巨人の戸郷と新人王を争うことになると思いますが防御率、投球回、奪三振など、ほとんどの面で森下が上回っています。両者ともに勝ち星は8勝ですが、このままの状態を保って10勝するようなら新人王は間違いないのではないでしょうか。なんとか、このまま頑張って新人王に輝いてほしいですね。

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