アデトクンボ家の末っ子、アレックスがスペインでのプロデビュー戦で28得点を記録
NBA挑戦の足がかりとしてスペインを選択
写真=Getty Images 2年連続NBAのシーズンMVPに輝いたヤニス・アデトクンボの弟であり、アデトクンボ家の末っ子、アレックス・アデトクンボがプロデビューを果たした。 ミルウォーキーのドミニカン高校バスケットボール部で活躍したアレックスは、卒業後にスペインのCBムルシアと契約を結んだ。アメリカの大学からも奨学金のオファーが届いていたというアレックスだが、少しでも早くプロで揉まれることを選択しスペインへと渡った。 その彼がムルシアのBチームでプロデビューを果たし、28得点の活躍を見せた。アレックスは9本中6本の3ポイントシュートを含むフィールドゴール12本中8本を決め、得点以外にも6リバウンド1スティールというスタッツを残した。 今年5月、『Eurohoops』とのインタビューで「自分の力を信じているし、あらゆる部分で成長できる。ヨーロッパでプレーすることは、自分にとって最適な選択でNBAでプレーするための最高の準備になるはずさ。次のステップに進むべき時が来たら、NBA行きの準備が整う」と語ったアレックスの目標は、あくまでも兄のヤニスがプレーしているNBAだ。 スペインのトップリーグでも同様の結果を残し、その才能を開花させることができるかどうか、今後も注目したい。
バスケット・カウント