【2024写真蔵トップ10】<第7位>全モデルが電動化された、メルセデス・ベンツ 新型Eクラス
さらに進化した、世界のプレミアムセダンの指標
Webモーターマガジン年末年始恒例のスペシャル企画、2024年1月1日~12月23日に紹介した「写真蔵」から人気の高かったモデルのトップ10をカウントダウン形式で紹介しよう。第7位は、6代目にフルモデルチェンジされたメルセデス・ベンツの中核モデル「Eクラス セダン/ステーションワゴン」だ。(2024年2月10日公開・一部修正) 【写真はこちら】従来型と比べて、全長・全幅ともわずかに大きくなった。ホイールベースも20mm長くなりキャビンを拡大。(全18枚)
世界で累計1600万台以上の販売台数を誇る、メルセデス・ベンツの中核をなすEクラス。そのルーツであるW124型が1993年のマイナーチェンジで「Eクラス」と呼称を変えてから、今回の新型は6代目にあたる。 エクステリアでは、短いフロントオーバーハングと長いボンネット、大きく後退させたグリーンハウスが特徴的。メルセデス伝統の「キャブバックワード」デザインに続くリアは、均整の取れたオーバーハングを備える。フロントまわりはメルセデスの電気自動車を想起させるデザインで、スリーポインテッドスターをあしらったテールランプも特徴的だ。 インテリアでは、オプションの助手席一体型ディスプレイの「MBUXスーパースクリーン」を選択すれば、ダッシュボード全面がディスプレイとなる。センターコンソールはダッシュボード下端まで直線的に伸びて融合している。 日本仕様のパワートレーンは、標準モデルは2L 直4ガソリンターボ+ISG(E200)、2L 直4ディーゼルターボ+ISG(E220d)、2L 直4ガソリンターボ+モーターのPHEV(E350e)を設定。メルセデスAMGは3L 直6ガソリンターボ+モーターのPHEV(E53)と、全モデルが電動化された。 安全運転支援システムの「インテリジェント ドライブ」をはじめ、新世代のMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)、iPhoneに対応したデジタルキー、テレマティクスサービスなど、安全&快適装備はハイレベルで充実。新型Eクラスは世界のプレミアムセダンの指標として、さらに進化したようだ。
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