36kgダイエット成功のゆりやん、「痩せることでできること増えてほしい」
乾癬患者のための新アパレルブランド「FACT FASHION」の発表会が25日、都内で行われ、お笑い芸人のゆりやんレトリィバァが出席。36kg減量を達成した秘訣やファッションへの思いを語った。 減量でお笑いの仕事に影響は「あまりなかった」……なんちゃって? 「FACT FASHION」は皮膚疾患である乾癬患者が衣服を心地よく楽しむことを目指して設立された新ブランド。皮膚が赤みを帯びたり、剥がれ落ちるといった症状を抱える患者の声(FACT)を基にし、着心地や機能性で心身の悩みを解決するとともに、乾癬に対する理解の促進や誤解を解消することを目指す。 昨年、首や顔にかゆみが広がり、自身も病院で「乾癬かもしれない」と診断を受けたことを明かしたゆりやん。「肩に皮膚が落ちるのが嫌で、好きな黒い服より白い服を選ぶようになった。今はかゆみは収まったけど、患われている方はずっと我慢しなくちゃいけないんだと思う。薬だけじゃなくて、普段の生活で楽しめるようになれば助かると思う」と思いを口にした。 今年は36kgの減量に成功し、美容面でも世間の注目を集めた。「どうやって体重を落としたかは、コンプライアンス的に言っていいかわからないんですけど…食事と運動です」とゆりやん。「それまでは好き放題食べて、“これでいいや”と開き直っていたんですけど、“もう人生変えてみよう”と思いました。トレーナーさんに “食べたものが身体になる“と教えてもらって、健康的にバランスよく、というのを意識しています」と成功の秘訣を語る。 減量によってお笑い芸人としての仕事に影響は「あまりなかったです。太っているからウケていたとかはなかった。(痩せたことで)できなくなくなったことがあれば、逆にできることも増える。まだ実感はないですけど、これからあってほしいなと思います」と笑顔で語った。 最後はファッションへの思いも。「ファッションはアイデンティティーだと思います。着たい服を着たらいいし、体型も気にしなくていい。おしゃれな服を着たらその日テンション高くいられるけど、ダサい服を着たら早く帰りたいと消極的になっちゃう。ファッションは自分を作り出すひとつだと思う」と笑顔で語り、会場を後にした。