食肉加工品市場がコロナ禍で伸長 消費者の生活防衛意識強まり価格競争激化も
新型コロナウイルス感染症拡大による長期外出自粛やテレワークの増加などの影響で、内食化の傾向は春先から現在まで続いており、食肉・食肉加工品市場は外食を中心とした業務用は低調だが、家庭用商品は好調に推移している。即食・簡便ニーズに応えるハム・ソーセージ類や、ハンバーグ、弁当商材、ピザ・チキンナゲット、惣菜類など幅広い商品群が伸長している。2020年1~7月累計の食肉加工品生産数量は総合計31万7880トン(前年比1.8%)と、主要カテゴリーはすべて前年数値を上回っている。
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日本食糧新聞社