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ゲーム「密です3D」がスマホ化目指し、クラウドファンディングで開発費募る

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東京都・小池百合子知事が新型コロナウイルスの感染拡大防止のため発した言葉から生まれたゲームが、スマホのゲームアプリ化に向けて動き出した。開発者がゲームで笑顔を届けたいと「密です3D」の開発費を募り応援購入を募集したところ、目標金額150万円のこのクラウドファンディングに5月31日午後6時現在で19万2000円が集まっている。 【動画】町中に現れる密集団たちを「密です」と声をかけ解散させる 「密です」はもともと小池知事が、コメントを求めて殺到する報道陣に向かって発した言葉。距離を空けるよう求めるこの様子がテレビのニュースで流れ、ネット上などでよく使われるようになった。そして小池都知事風の人が、街で密集した集団を探し「密です」と声を掛けてソーシャルディスタンスを取らせる内容のアクションゲームがインターネットのブラウザ上に登場し、話題を呼んでいた。 開発者の坂下申世さん(24)は「自粛生活が続く中、おうち時間が楽しくなるような様々なコンテンツが出始めているのを見て、研究の合間で自分も何か作ってみようと思ったのが始まりです。思い立ってから2日で実装し、デモ映像をtwitterで発信したところ、思っていたよりもはるかにたくさんの方々から反響をいただきました。このゲームを通して何か発信できるメッセージがあるのではないかと思い、その2日後にweb上で初回盤をリリースしました。今まで30万回以上遊ばれている『密です3D』のさらなるアップデートを目指します」と、ゲームのアップデート及びスマホアプリ化を目指し開発費を募った。 米ニューヨーク在住の坂下さんはコーネル大学大学院に通う現役の大学院生だ。その坂下さんは「このプロジェクトで達成したいことが主に3つあります」という。 「以前との生活に比べて圧倒的に家にいる時間が増えている中、このゲームを通して、家での時間が少しでも楽しいものになることを願っています」 「新型コロナウイルスの第2派を回避するためにも、『密を避ける』、『ソーシャルディスタンスを保つ』という原則はしばらく継続して心がけていく必要があると思います。このゲームを通して、若い方々をはじめより多くの人に、ポジティブな形で密を避けることやソーシャルディスタンスを促していきたい」 「現在、医療現場は必要な物資が不足が懸念されています。私の住んでいるアメリカ・ニューヨーク州では医療崩壊が起き、多くの方が犠牲となってしまいました。日本で同じような状況にならないためにも、少額になってしまうかもしれませんが、このゲームで得た収益の一部を、医療支援の募金、例えばHIKAKINさんも賛同のYahoo!基金『コロナ医療支援募金』、『STOP医療崩壊』などへの寄付を予定しております。私は比較的裕福ではない家庭に育ちましたが、中学生の頃、知人の方が勉強用にと無料でパソコンを譲っていただいたことがきっかけで、情報科学やコンテンツデザインに関心を持つようになり、今の研究や制作活動に至りました。そこで、このゲームで得た収益の一部を、教育のための端末が必要にも関わらず購入できない状況の方々を支援するためにも用いたいと思っています。具体的には、パソコンやゲーム制作の本などの機材や教材のプレゼント企画などを考えています」 クラウドファンディングは支援コースとして1000円から9種類のコースが用意されている。 (まいどなニュース・佐藤 利幸)

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