一日署長に元ドラゴンズ・英智さん「愛する地域を安心・安全に」 防犯や交通安全を呼びかけ 岐阜羽島警察署
11日から年末年始地域安全運動と年末の交通安全県民運動が始まり、各地で啓発活動が行われました。 このうち岐阜羽島警察署では、プロ野球・中日ドラゴンズで活躍した羽島市出身の英智さんが一日警察署長に委嘱され、防犯や交通安全の広報活動を行いました。 特別警戒の出発式で、英智さんは「この愛する地域をみんなで安心・安全なまちにしていきましょう」とあいさつ。 岐阜市柳津町のカラフルタウン岐阜ではトークショーが開かれ「最近は身近なところでも犯罪が起きている。家族や仲間とのつながりで声をかけながら注意していきましょう」と呼びかけ、特殊詐欺の被害防止や交通安全の啓発グッズを配りました。 ※英智さん 「生まれ育った地元岐阜に対しては特別な思いがあり、いつまでも変わらない安らぎの場所であってほしいとの願いを込めて一日署長を務めました。年末年始、慌ただしい時期に入るので、横のつながりを持って防犯に努めて笑顔のある明るい年始を迎えていただきたいです」 県警によりますと、県内のことしの特殊詐欺被害の認知件数は10月末時点で、321件で、去年の同じ時期に比べて99件多く、被害額は7億6000万円を超えています。 また、交通事故死者数は10日時点で去年より13人多い61人に上っています。