写真:NNA

　ベトナムのブイ・タイン・ソン副首相はこのほど、北部ハナム省でハイテク工業団地の設立を承認する首相決定1541号（1541／ＱＤ―ＴＴｇ）に署名した。11日付ダウトゥ電子版が報じた。 　リーニャン郡の６村にまたがる663.19ヘクタールに、ハナム省人民委員会直属の「ハナム・ハイテクパーク」を設立する。ベトナムのハイテク開発方針や世界の開発トレンドに沿って運営する。当初は人工知能（ＡＩ）、エレクトロニクス・半導体、バイオ・医薬テクノロジー、新材料技術などの分野のハイテク案件誘致に注力する。 　ソン氏は省人民委に対し、科学技術省と連携して同パークの運営規定を作成し、首相に提出するよう指示した。同パークの投資方針の承認と事業主選定の手続きを進めるほか、同パークの管理委員会の役割を担う省人民委直属組織の設置案を首相に提出し、承認を得るよう求めた。 　科学技術省は、同パークが効率的に運営できるよう指導・監督する責任を負う。関係省庁はそれぞれの任務と役割に応じて、同パークの建設や運営について省人民委を指導する。